渋谷版 Jersey Shore?
Shibuya Shore: 東京から世界へ。ポップカルチャーに詳しい人なら MTV の大人気リアリティー番組『Jersey Shore』に実名で登場している生意気で面白い、焼き過ぎ肌が印象的な 20 代のイタリア系アメリカ人のことをご存知だろう。
日本でも『マカロニ野郎のニュージャージー・ライフ』として放映されている同番組。だが、既におちゃらけた文化が根付いている東京に今さら Jersey Shore の洗礼など必要ないのである。そんな日本の Jersey Shore こと、渋谷に注目して頂きたい。
渋谷のギャルやギャル男は、Jersey Shore の素人セレブよりずっとうわ手だ。

盛り髪
ボリュームのあるヘアスタイルが印象的な Jersey Shore の出演者たち。なかでもニコールこと Snooki のヘアスタイルは評判となり、独り歩きを始めているほど。
高く盛り上げたヘアスタイルは、東京では盛り髪と呼ばれている。この盛り髪を作るため、ギャルやギャル男は天高く髪の毛を毛羽立たせたり、若者をターゲットにしたウィッグショップで付け毛を購入している。
アメリカ国民がBump-itに関心を寄せる一方で、日本の若者は、鳥の巣ならぬお団子ヘアを作るためPRiSiLA マシュマル団子ウィッグに注目しているのだ。

何でもキラキラ
悪趣味の定番とも言えるやけにキラキラした安っぽいアクセサリーもポーリーを筆頭に、 Jersey Shore の素人スターお馴染みのスタイル。
お気付きのように、派手なキラキラアクセサリーは既に何年も前から無垢な東京都民御用達のアイテムである。
ジーンズ、携帯電話、ネイル、Zippo ライター、まつ毛にコスメケースまでありとあらゆる物の表面は何百というクリスタルでキラキラに飾られているのだ。

ギャルとグイド
露出系がお決まりの Jersey Shore のファッション。
もちろんこういったファッションは渋谷でも当たり前。ミニスカートよりも短いマイクロミニスカートに、もはやレギンスとは思えないガールズブリーフなど露出度の高いファッションが巷に溢れている。
目も眩むほどのどぎついカラーに派手なパターンが蔓延する 109 は卒倒しやすい方は避けたほうが賢明だ。
ちなみに、我が道を行くお洒落なギャル男のヘアは虹色もどきである。
日焼け肌を見せ付ける渋谷のギャルは Jersey の素人セレブ以上にサマになっている?!もう一度言ってくれますか?

原住民族のような言葉を話す Jersey Shore のスターたちの会話には、「grenade(太ったブス)」 や「land mine(痩せたブス)」と言ったスラングが溢れている。
渋谷にいる 10 代の若者たちもビー玉を口いっぱいに詰め込んでいるかのような長ったらしい独自の話し方で、
あげぽよ(最高にハッピー)や金魚ブス(救いようのないブス)といった何とも気になる言葉を連発しているのだ。
次に来るのは Shibuya Shore?
アメリカ国民の恥ともなっているかもしれない Jersey Shore を尻目に、日本はギャル文化を世界に広げようと躍起になっている。
なんたって、大人気のギャルファッションやライフスタイルを紹介する東京ガールズ・コレクションのテーマは、「日本のリアルクローズを世界へ!」なのだ。
世界のみなさん!Shibuya Shore はいかが?
渋谷の写真提供:Emi Kusano






