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都会の海辺で 1799 年のような宴会を

都会の海辺で 1799 年のような宴会を

観覧車から連絡船まで 東京のウォーターフロントの輝き
東京ディズニーランド東日本大震災により、2 ヶ所のディズニーリゾートが営業停止となって 1 ヶ月。遂に、ミッキーマウスが東京にカムバック!

最近めっきり観光スポットとしての影を潜めてしまった日本の海岸線だが、4 月半ばに東京ディズニーランドが 3 月 11 日以来の再オープンを果たし、1 万人もの来場客を集めたことから、海辺に客足が戻ってくることが期待される。

東京湾に沿った人工埋立地の上に建設されたディズニーリゾートは世界きっての人気テーマパークだが、 震災後は、駐車場の液状化と計画停電の影響により、営業休止を余儀なくされていた。

エレクトリカル・パレードの再開延期と営業時間の短縮が行われているものの、この魔法の王国はほぼ完全復活を遂げており、来場客が楽しい海辺のひと時を満喫できる。

東京ディズニーランドはもともと、カリフォルニアにあるディズニーワールドを模倣して建設されたものだが、その雰囲気は非常に特徴的である。 4 月 28 日に営業を再開した隣接する東京ディズニーシーは、東京が太平洋に位置する海の街であることを強く感じさせる。

ロボットトレイン

東京のウォーターフロントは、この素晴らしい大都市が機能している様子をしっかりと見すえることができる場所である。

海岸線を感じるのに一番簡単な方法は、新橋駅からゆりかもめモノレールに乗ることだろう。

レインボーブリッジ
観光客の写真には、こういった光景はなかなかない。
この完全自動型モノレールは、東京タワーの側をあっという間に通り過ぎ、クールなレインボーブリッジをお台場に向かって突き進んでいく。ちなみにお台場は、19 世紀にアメリカの船艦を撃退するために東京湾に建設された人工島だ。

現在では、日没後、東京の夜景をバックにレインボーブリッジの撮影を試みる観光客のために、小さめの自由の女神が立っている。

アメリカを全面に意識したデックス東京ビーチは、お台場にあるショッピングやエンターテイメントスポットの 1 つ。 館内には、日本最大級のゲームセンターとして知られる東京ジョイポリスがあり乗り物やゲームを楽しめるほか、たこ焼きを販売する店舗が少なくとも 5 店舗営業している。

過去と現在

その隣には一際目を引くフジテレビ本社ビルが建っており、カラーライトに照らされた球体型の観覧デッキが中央にある。

その他、ゆりかもめ線沿いにはたくさんのモデル船や貨物ターミナルを一望できる船の形をした船の科学館といった施設があるのだ。

さて、観覧車に乗りながらロマンチックなひと時が楽しめるお台場は、デートスポットでもある。とは言え、同エリアの人気娯楽施設、大江戸温泉物語は愛する恋人が居らずとも存分に楽しむことが可能だ。

大江戸温泉物語は、江戸の町を思わせる温泉施設である。 浴衣を身に付け、忍者が手裏剣を投げる広小路風の廊下を歩きながら、屋内温泉や露天風呂へと進んでいく。ちなみに男性用には侍、女性用には芸者をイメージした浴衣が貸し出される。

貨物を降ろすクレーン車や羽田空港に近づく飛行機が館外に見えるなかでの江戸体験は、何ともシュールな気分にしてくれる。

浅草寺
浅草寺へと続く、仲見世の入り口にあたる雷門。

過去のもの

隅田川の河口に当たるお台場では、たくさんの船が行きかう。 長距離船が、伊豆大島や小笠原諸島に向かうべく南方に船を走らせるかと思えば、漁船や引き船、丸太船に混じり、レインボーブリッジを通過する小さな定期船が往来している。ちなみに伊豆大島や小笠原諸島は、マウイ島のようなビーチを備えた東京都管轄の諸島だ。

隅田川沿いの建築様式は、両国橋のような美しい木造橋がアーチ状に掛かり吉原へと向かう客を乗せた手漕ぎ舟が行きかう江戸時代はそれは魅力的であったのだろう。

現在では、モダンな水上バス船が浅草に停まり、そこから西へ 5 分ほど歩けば、東京一有名な浅草寺の入り口へと到着する。

何世紀も前に隅田川から引き上げた仏像の慈悲を奉る浅草寺には、たくさんの仲見世が軒を連ね、活気ある江戸の町並みを思わせる。

ここでは、昔ながらのおやつとして知られる、甘くさくさくした揚げ饅頭を是非味わっていただきたい。

東京スカイツリー
完成間近となった墨田区の新名所、東京スカイツリー。

前進と上昇

浅草寺から東に 20 分ほど歩き、東橋を越えると、東京の新名所、東京スカイツリーに到着する。

全長 634 メートル、世界一の高さを誇る自立式電波等は、展望デッキと展望レストランを備え、2012 年春の開業を予定している。

その他にも、何百ものショップが入ったモールや水族館、プラネタリウムがこの巨大ビルの一部として併設予定のため、高さが苦手な方も心配ない。

さて、東京のウォーターフロントを心行くまで堪能できる最高の方法と言えば、夏の花火大会を屋形船で楽しむことだろう。

畳に提灯が印象的な昔ながらの小さな娯楽船は、乗船客の希望に合わせた運航が可能であるものの、一般的には、20 人以上に対応した宴会船として知られている。

東京湾や浅草沿い上流に打ち上げられた花火を、酒を片手に鑑賞すれば、1799 年にタイムスリップしたような気分に浸れてしまう。

街は絶え間なく変化を遂げているものの、うれしいことに変わらず存在し続ける娯楽も残っているのだ。

レインボーブリッジ
レインボーブリッジ上空に打ち上げられた花火は、まさに東京の海辺で楽しめる夏の風物詩。

 

Author and journalist Tim Hornyak has been covering Japanese culture and technology for over a decade, and has traveled throughout the archipelago.

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