エリートのためのトップホテル
The view from the Cerulean in Shibuya is even better than its convenient location.東京には、素晴らしいホテルが多すぎるという嬉しい悩みがある。 「東京は、これが一番というホテルが存在しない、アジアではユニークな都市です。 数ある高級ホテルの中から、自分の好みやスタイルに合ったホテルを選んでいただくことができます。」と、ラグジュアリートラベルコンサルタントの Drek Ong 氏は話す。
逆に、選択肢がありすぎて困ってしまうほどだ。 ここでは、そんな東京でのホテル選びに役立つガイドを紹介する。
ミドルクラス
行灯旅館
至る所に骨董品が飾られた、風情あるこの家族経営のホテルは、英語を話すオーナーが東洋と西洋の橋となるべく、海外観光客を快く迎えてくれる。 デザインはモダンだが、あくまでも 旅館 である同ホテルでは、宿泊客は床に敷かれた布団で眠る。 注意: 各階にあるトイレとシャワーは共同であり、客室は極小サイズ。&
行灯旅館: 台東区日本堤 2-34-10 、電話: +81(0)3-3873-8611。

渋谷グランドベルホテルは、魅力いっぱいだ。 低価格、明るい内装。さらに渋谷駅の隣で、アクセスも抜群である。 しかし、客室は非常に狭く、英語サービスもない。さらに、風変わりな「インターナショナル」朝食や、「デイユースプラン」も、一般的な海外旅行者には理解しがたい。 赤坂にも同系列のホテルがある(港区赤坂 3-10-9 、電話: +81(0)3-5575-7130)。
渋谷グランドベルホテル: 渋谷区桜ヶ丘町 15-17、電話: +81(0)3-5457-2681。
ロイヤルパーク東京
都内最古の寺院から程近い東京の下町に位置する同ホテルの宿泊客のほとんどは、ビジネス利用者や観光客である。 5 つ星ホテルのサービスを低価格で提供するこの素晴らしいホテルが、より幅広い客層に利用されていないことは、非常に残念だ。 ホテル業界者からの情報によると、同ホテルの朝食のオムレツは天下一品であり、客室はシンプルだがゆったりと広めである。
ロイヤルパークホテル: 中央区日本橋蛎殻町 2-1-1、電話: +81(0)3-3667-1111。

残念ながら、クラスカホテルと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、東京で唯一の「デザイナーズ」ホテルということである。 しかし、客室が 9 室しかないこのホテルには、このありきたりの言葉では語りつくせない魅力がある。 老朽化していたビジネスホテル、ホテルニュー目黒を高級感溢れるミニマルアートスタイルに改装したクラスカは、典型的なホテルの内装とは全く違う個性的なデザインが良い。 実際、このホテルのハードなデザインからは、自然のエネルギーのようなものが伝わってくる。このエネルギーこそ、世界中のホテル経営者が大金を費やし求めるものに違いない。
ただし、アクセスに便利とは言いがたい。 同ホテルは、目黒駅からは徒歩 20 分、東横線の学芸大学駅からは 10 分の郊外に位置している。
クラスカ: 目黒区中央 1-3-18 、電話: +81(0)3-3719-8121
五反田アリエッタホテル& トラットリア
ホテル内のベーカリーで販売される本場のコンチネンタルスタイルのケーキやパンが、同ホテルの人気の秘密である。 実際、近隣の高級住宅地に住む奥様方は、このベーカリーを「第二の家」と呼ぶほどの常連客である。 さて、肝心の客室やホテル施設はと言えば、 造りは必要最小限でシンプル、また郊外という立地条件に見合った価格設定となっている。 宿泊客には、パン、コーヒー、ジュースが、朝食サービスとして無料で振舞われる。
五反田アリエッタホテル& トラットリア: 品川区東五反田 2-5-2、電話: +81(0)3-5448-9111。
貞千代には、今にも忍者が飛び出してきそうな雰囲気が漂う。 江戸時代をイメージしたこの旅館は、無料 WiFi サービスなどの「現在」と、侍番組に出てきそうな内装という「過去」が共存する空間である。 午前 2 時の門限は少々面倒だが、着物を着たホテル従業員や 2 つの温泉は、何とも風情がある。 外に飾られている人力車も素敵だ。&
貞千代: 台東区浅草 2-20-1、電話: +81(0)3-3842-6431
トップクラス
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
206 室の客室を備えたストリングホテルで、一際目を引くのは、やはりホテルの内装だろう。 受付ロビーのある 26 階は、圧巻の 7 層吹抜けとなっている。 この空間には、東京ではなかなか味わうことのできない、開放感と明るさがある。 また、アクセスに便利なことから、ビジネス客や&観光客&に人気がある。 新幹線にアクセスできる JR 品川駅から徒歩 1 分に位置しており、国内旅行出発前の滞在に最適である。&
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル: 港区港南 2-16-1 品川イーストワンタワー +81(0)3-4562-1150。
立地条件第一なら、渋谷のセルリアンタワーに都内で勝るホテルはないだろう。 渋谷は、常に世界中に最新トレンドを発信する窓口とも言える、エネルギーに満ちた街である。 そんな流行の発信地に位置するセルリアンタワーは、コンチネンタル・ブレックファーストにサラダが付いてきたり、重いスーツケースを客室へ運ぶスタッフが華奢な女性だったりと、若干不可解な点はあるものの、トレンディーなホテルであることには間違いない。
セルリアンタワー東急ホテル: 渋谷区桜丘町 26-1、電話: +81(0)3-3476-3000。
コンラッド東京ホテル
コンラッド東京の第一印象は、モダンアートと伝統アートが巧みに組み合わされたアートギャラリーのような空間だ。 遠くのレインボーブリッジを背景にした、かつては宮内省管理であった離宮恩賜庭園と東京湾の眺めは圧巻である。 ただ、唯一の難点は標識がほとんどないこと。まるで迷宮のような汐留でこのホテルを探さなければならない。
コンラッド東京ホテル: 港区東新橋 1-9-1、電話: +81(0)3-6388-8000。

世界的観光都市であるニューヨークやシドニー比べると、東京の景観の美しさは、残念ながら今ひとつ。 ハーバーフロントがあることにすら、驚く人も多いだろう。 確かに香港にはかなわないが、キラキラと輝くレインボーブリッジと東京湾岸一体に広がるビル群は、夜景にとてもよく映える。 未来型埋立地、お台場は、この景色を一望できるとっておきの場所である。 日航ホテルは、都心と東京ディズニーリゾートのほぼ中間に位置しており、レインボーブリッジやトンネルへの便利なアクセスのため、週末混み合う。 ミッキーマウスの耳をつけて、ホテルにチェックインしよう。
ホテル日航東京: 港区台場 1-9-1、電話: +81(0)3-5500-5500
高級
シャングリ・ラホテル東京
シャングリ・ラホテルに一歩足を踏み入れると、東京が、芸術の溢れた街であることにすぐ気づくだろう。 ホテル内には、2,000 点以上もの芸術品が飾られている。 東京駅に隣接する丸の内近辺は、かつては金融機関が立ち並ぶ堅いイメージだったが、この 10 年間で、ブランドショップやレストランが並ぶ観光客人気のスポットに生まれ変わった。
ショッピングに飽きた人は、ホテルから徒歩圏内にある皇居へ足を延ばすこともできる。一般客は皇居内に入ることはできないが、東御苑で都会の中の自然を存分に楽しめる。 また、ブラックミラーの天井に豪華なシャンデリアが揺れる、都内一のお洒落なシャングリ・ラのエレベーターは大人気だ。
シャングリ・ラ東京: 千代田区丸の内 1-8-3 丸の内トラストタワー本館 27F-37F、電話: +81(0)3-6739-7888
ニューオータニは、得意客である中年世代同様、まだまだこれからである。 1980 年代を思わせる内装に、「お客は神様」という昔ながらの徹底したサービスが嬉しい。 回転レストランを今だに愛するこの世代は、ジェームス・ボンド主演映画『007 は二度死ぬ』(1967 年)に、このホテルがエルンスト・スタヴロ・ブロフェルドの犯罪組織、スペクターの日本本部として登場したことを昨日のように覚えているのである。 由緒ある庭園も見逃せない。
ホテルニューオータニ東京: 千代田区紀尾井町 4-1、電話: +81(0)3-3265-1111。
グランドハイアット東京
このホテルが、世界のセレブや VIP 御用達である理由はすぐに分かる。 六本木ヒルズの中心に位置する、グランドハイアット東京は、外国人歓迎のレストランやバーからほんの数分に位置する。 「グランドハイアットの立案者は、他の大型ホテルとは一線を画した個性的なブランドイメージを追求するため、Tony Chi や Super Potato を始めとする日本トップの建築デザイナーにホテルのデザインを託しました。」と、ラグジュアリートラベルエキスパートの Derek Ong 氏は語る。 一方で、ホテル内のあるバーが、モラルの欠けた女性の溜まり場になっている、そして宿泊料金が高いわりには客室からの眺めが良くないなどという不満の声もある。
グランドハイアット東京: 港区六本木 6-10-3、電話: +81(0)3-4333-1234。
都内最高層のミッドタウンタワーの最上層 9 階に位置するザ・リッツ・カールトンからは東京タワーや、晴れた日には富士山まで、 360 度の壮大な景色が一望できる。 ロビーは、人工的なチョコレートの香りが漂う。 ミシュランガイドで受賞も果たしたひのきざかは、味覚を充分に満足させてくれる。現在 45 階にあるこのレストランは、200 年前の茶室を移築したものである。
ザ・リッツ・カールトン東京: 港区赤坂 9-7-7、電話: +81(0)3-6434-8009。
パークハイアット東京
ソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランズレーション』の舞台ともなった、パークハイアット東京ほど、ハリウッドで不動の地位を確立したホテルはないだろう。 「多くのお客様が、今でも映画の細かいシーンまで覚えていらっしゃいます。 「ニューヨークグリル」のビル・マーレイが座っていた席に座りたいとリクエストされる方も沢山いらっしゃいますよ。」と Ong 氏は話す。 しかしながら、このレストランを好むのは外国人客だけではない。 流行が瞬く間に移り変わる東京で、変らず根強い人気を誇る注目の場所なのである。 新宿郊外に位置しているため、アクセスはあまり便利でないのが唯一の欠点だ。 だが、行けつけないほど遠いわけではない。 そのためにタクシーがあるのだから。
パークハイアット東京: 新宿区西新宿 3-7-1-2、電話: +81(0)3-5322-1234。
一世紀以上も前に造られた 17 エーカーにも及ぶ壮大な庭園内に位置するホテルは、もともとは、日本の貴族が友人や家族と過ごすために建てたものである。 この椿山荘には、「都会のオアシス」という言葉が、まさにぴったりあてはまる。 この歴史ある庭園の魅力は、1,000 年も前に立てられた 3 階建てパゴタと、毎週末行われる数多くの結婚式の背景として人気の滝である。 至福のひと時を味わいたい方には、ホテル併設のYu Spaで受けられる、オリジナルマッサージトリートメントがお勧めだ。しかし椿山荘は、流行発信地、青山と表参道からタクシーで 30 分かかるため、若干移動に不便かもしれない。
フォーシーズンズホテル東京椿山荘: 文京区関口 2-10-8、電話: +81(0)3-3943-2222。
超高級
ホテル西洋銀座
ホテル西洋銀座では、究極のこだわりを味わうことができる。 同ホテルの経営陣たちは、宿泊客の好みを徹底的に記録する。例えば、朝のジョギングの後にフレッシュジュースを好むと記録されると、次の滞在時には、ジョギングから戻ると、部屋にすでにフレッシュジュースが用意されている、といった具合だ。 ベーコンなしのシーザーサラダがお好み? 2 度目の来店時には、「マイサラダ」とオーダーするだけで、ちゃんと好みどおりのベーコンなしシーザーサラダが出てくる。 客室は 77 室のみのホテル西洋銀座は、まるで高級会員制クラブを思わせるホテルである。
ホテル西洋銀座: 中央区銀座1-11-2、 tel. +81(0)3-3535-1111。

万人から好かれるホテル。 マンダリンホテルは、無味乾燥な商業ビルが立ち並ぶこの地域に洗練された空気を届けてくれる。 凡人が自費で買えるようなドリンクはおいていない ホテル内のお洒落なマティーニバーは、都内ー気品漂うバーである。
マンダリン・オリエンタル東京: 中央区日本橋室町 2-1-1、電話: +81(0)03-3270-8800
ザ・ペニンシュラ東京
ビジネスビルが立ち並ぶ丸の内に位置し、皇居前広場や銀座の高級ショッピング街からも程近い同ホテルは、ビジネス客にも観光客にも最適なホテルである。 ザ・ペニンシュラの豪勢な入り口付近を頻繁に行き交うビンテージのロールス・ロイスを見ただけでも、同ホテルの誇るハイクラスサービスが想像できてしまう。 ウォークインクローゼットには、滅多に使う人がいないであろうネイルドライヤーまで完備されている。
ザ・ペニンシュラ東京: 中央区有楽町 1-8-1、 tel. +81(0)3-6270-2888。

皇室の指揮のもと 1890 年に建設された同ホテルは、午後の紅茶を嗜みに訪れる着物を着たお客様に愛される、どっしりとした趣に満ちたホテルである。 敷地の広大さも、その歴史の古さを物語る。現在広い敷地を確保することが不可能な東京では、新たに建築されるホテルは、「高さ」で面積を確保せざるをえないのである。 ホテル業界者の中には、同ホテルの混雑したロビーを「ラッシュアワー時のバスターミナル」のようだと笑う者もいるらしい。
インペリアルホテル東京: 千代田区内幸町 1-1-1、電話: +81(0)3504-1111。



