「21 世紀の東京」: パフォーマンスとしての建築
Kenzo Tange's Tokyo City Hall in Shinjuku stands tall and wide as a symbol of their power.ロンドン、パリ、ローマなどの世界の首都と比較すると、東京には歴史的建物や、20 世紀前半の近代の財宝さえもほとんど存在しない。 しかし、現代建築に関しては、東京には世界でも最も創造的で美しいとされる建築物が数多くある。
新刊書、「東京現代建築ガイド(21st Century Tokyo)」は、1990 年以降に建てられた東京の最高の建築物に関する究極のガイドである。 Joshua Lieberman 氏による写真が、東京のガラス、スチール、コンクリート製の建造物を非常に美しく見せている。 掲載された各建築物について、 現役 建築家である Julian Worrall 氏と建築学者の Erez Golani Solomon 氏が、その背景と重要性を説明する 。
東京独特な建築テーマと、低成長時期にあるこの街の将来について、この本の著者である Worrall 氏とGolani 氏に話を聞いてみた。
CNNGo: この本では 1990 年以降に建築された建物のみが扱われています。 この 1990 年という年を選ばれた理由は何ですか?
Julian Worrall 氏(以下敬称略): いくつかの理由からこの年を選びました。 1990 年は、日本経済において、バブル期が終わりを告げ、「ポスト・バブル時代」と呼ばれる低成長期が始まった年でした。これは、日本だけでなく、他の先進国でも同様に見られた現象ですね。
Erez Golani Solomon 氏(以下敬称略): この「世紀の転換」が与えた影響については、最近多くの文献でも論じられています。 ですから、この転換前の 10 年と転換後の 10 年という特別な時間をも築いているのです。
Worrall: そして 1990 年は、全般的な建築的思考が、ポストモダニズムから、モダニストのアイデアの再評価、そして新たな方向性の探求へと移行した年でもありました。 又、過去 20 年間は東京が首都としてグローバル化した時期でもありますね。 グローバル化は、この街に大きな影響を与えたと思います。





