magnif: 神保町のファッション雑誌の宝庫
magnif very cleverly spells Jimbocho "Zinebocho," a pun that only works in Japanese.神保町にある「本の街」は、かび臭い古書や木版画、布表紙の分厚い哲学本などが無数に存在する古書店街だ。 その中でも比較的新しい書店 magnif(マグニフ)は、そんな「本の街」に新たな風をもたらしたと言えるかもしれない。 黄色い外装にモダンなインテリアは、何千もの古いファッション雑誌を並べるのにぴったりな店構えである。&
magnif は、店長の中武康法さんが、2009 年 8 月にオープンした。 小説、哲学本、アンティークアートなどと比べると、ファッション雑誌の収集というのはあまり価値がないように感じられるかもしれない。&
しかし、中武さんは、その価値をこう説明する。 「洋服は、芸術であると同時に、実際に身につけるという役割も持っています。 さらに、毎日着るものなので、人々にとって身近な存在です。 つまり、その時代時代の特徴が、まさに洋服に表れているといっても過言ではないように思うのです。(原文英語)」と話す。
当初、中武さんは、magnif を原宿や渋谷といったお洒落な街にオープンすることも考慮したが、ファッション雑誌の文化財としての価値を重視して、神保町への出店を決意した。 さらに、中武さんには、大学生の時に神保町の古書店でアルバイトを始め、そのまま 10 年ほど働いていたという過去もある。&
ファッション雑誌の宝庫 magnif には、 1950 年代から 1960 年代にかけて、アメリカのトラディショナルスタイルファッションを世の日本男子に知らしめた『MEN'S CLUB』も揃っている。 また、現在も人気の雑誌『anan』のバックナンバーや、最近創刊になった『STUDIO VOICE』などもある。magnif は、ファッションファンにはたまらない雑誌の宝庫として、これまで神保町を訪れたことのなかった人や、若い顧客を集めるのに一役買っている。
中武さん自身は、ファッション雑誌コレクターでないというのは、意外だ。 『NIPPON』や『FRONT』など戦争時代の貴重なプロパガンダ雑誌など、決して売り物にはならないお宝も店の奥に数点置かれているが、これ以外は、すべて売り物である。
magnif: 千代田区神田神保町 1-17 、電話: 03-5280-5911、開店時間:午前 11 時~午後 7 時




