流行最先端。瀬谷警察署のキュートで萌えなマスコットキャラクター
瀬谷警察署のマスコットキャラクターは大人向けカワイイ系が大好きな日本では、各業界がマスコットキャラクターの制作に精力を注ぐのは当然のこと。 今月、神奈川県に位置する瀬谷警察署が、双子の新マスコットキャラクターを発表した。
警察にも既に様々なマスコットがいるので、新キャラ登場自体は驚きではない。注目なのはその容姿だ。瀬谷警察署警務課の田中さんは、「私の知る限り、警察では多分一番斬新なマスコットキャラクターでしょうね。」と笑顔で話してくれた。
キャラクター作り
公式マスコットキャラクターと言えば、まず頭に浮かぶのが警視庁の ピーポくん。 ディズニーキャラクターのような、動物や生き物をイメージした万人受けする姿が一般的である。しかし、瀬谷警察署から新登場した「瀬谷野あじさい」ちゃんと「瀬谷野けやき」君の双子姉弟は全く違う。控え目どころか、漫画やアニメから抜け出てきたような悩ましい姿をしているのだ。
「これまでマスコットキャラクターを作らずに区民向けウェブサイトを開設していたのですが、なかなかアクセス数が増えませんでした。 そこで委員会を設置、一人でも多くの人々と交流を深めるにはと話し合いをした結果、このようなデザインのキャラクターが出来上がったのです。」と、田中さんは説明する。
梟やアジサイ 、ケヤキといった公共シンボルを取り込み、今回の新マスコットキャラクターを9月にデビューさせた。
「瀬谷野あじさい」は、豊満な胸に大きなヒップ、オタクにはかかせないコケティッシュなアニメ風のメガネが特徴の双子の姉。 一方、しかめ面に得意げな姿が印象的な弟の「瀬谷野けやき」は、ドラゴンボールのキャラクターを思わせる瞳を持った男の子だ。必須アイテムである制服を身に付けた 2 人の姿は、「警察」と言うよりはむしろ「コスプレ」。今どきのアニメファンにはたまらない純真無垢な「萌え」キャラクターである。
幼稚化ではない
海外の目から見ると、このデザインは小児愛ぎりぎりのラインであり、誤解する人も多いだろう。だが実際はもっと奥深い。 そもそも日本では、キャラターは子供のためだけにあるのではない。
マスコットキャラクターは、水道設備や郵便局、消防署に警察署など、人々と政府組織の間を取り持つ重要なパイプ役を担っている。 自衛隊でさえも可愛らしい公式キャラクターを持っていると知れば、ことの重要さがお分かりいただけるだろう。
媚を売っているわけではない。単に子供っぽいわけでもない。マスコットキャラクターは、社会のニーズに答え、重要な役割を果たしているのである。
「瀬谷警察署のマスコットキャラクターは 10 代から上の年齢層、つまりすべての皆さんに受け入れて頂けるようなデザインになっています。」と田中さんは言う。 良かれ悪しかれ、区民の好みが「瀬谷野あじさい」や「瀬谷野けやき」のようなバンビ目をした萌えキャラへと変化していることは紛れも無い事実。たとえ警察署であっても社会の流れを反映させなければ、孤立してしまうだけなのだ。区民の為の警察なのに、社会の風潮を無視してはやはり駄目なのである。
ちなみにこの萌えキャラクター、人々の反応は上々の様子。 あじさいちゃんとけやき君に 、25 歳の翻訳家オチアイさんがツイッターでコメントを残している。
「うーむ、進む方向が間違ってる気もするが、とりあえずスゴイ!(笑)」





