日本のモバイルコンテンツ関連市場が 1.5 兆円を突破
通信機能、エンターテイメント機能、ソーシャルネットワーク機能を 1 つに備えた携帯電話。総務省の発表によると、モバイルコンテンツ関連市場は現在急成長を遂げており、市場価値は過去 5 年間で 3 倍にまで膨れ上がっているようである。 現在、その市場価値はなんと 1.52 兆円(約 171 億米ドル)にも及ぶ。ゲームなどデジタルコンテンツを有料配信するモバイルコンテンツ市場を押し退け 2009 年に成長著しかった分野は、携帯電話を通じて旅行チケット等を購入できるモバイルコマース市場であった。 ちなみに、モバイルコマース市場は 109 億米ドル、モバイルコンテンツ市場は 62 億米ドルとそれぞれ算定されている。
Asiajinによると、Twitter Japanなどソーシャルメディアやモバイルゲームといった「バーチャルアイテム」市場の成長が要因にあるようだ。 なかでも人気最大規模を誇るソーシャル・ネットワーク・ゲームサイト GREEの今期利益(会計年度 2009 年~ 2010 年)は 195 億円と伝えられている。
一方、日本の音楽販売の約 90 %を占める日本レコード協会は、着うた配信の売上げが前年比 4 %減の 4 億 2130 万ダウンロード、売上げ金額 792 億円であったと今年始めに発表。
また今年 4 月には、iPhone の国内独占販売を行う日本第 3 位の通信事業会社、 Softbank が、日本のレコード会社 1 社であるビクターエンターテイメントに買収を打診した記事が読売新聞で伝えられている。 しかしその後、所属アーティストの反対や買収金額で折り合いが付かず破談になったとされており、よってタワーレコード株式の 40% を所有する通信事業国内最大手の NTT Docomo が、将来の音楽セールのカギを握りそうだ。
多機能携帯 iPhone のライバルとなるべく NTT Docomo が 2010 年 4 月 1 日に発売したスマートフォン、Xperia X10 from Sony-Ericssonは今年 5 月時点で売上げ第 1 位と好調な売れ行きを見せている。 来年の統計では、電車に座り黙々とスマートフォンを操作する乗客に比例するかのように、さらなるモバイル市場の拡大が予想されている。





