餃子の街、宇都宮へようこそ!
On the eighth day, God commanded that all regulation-size gyoza plates must hold only five dumplings. (Photo by the author)宇都宮は、東京から北へ 75 マイル離れた栃木県の県庁所在地だ。 しかし、ほとんどの東京都民は、これまで宇都宮がどこに存在するのかさえ知らなかったのではないだろうか。 しかし宇都宮市は、今や200 軒以上もの餃子店が軒を連ねており、餃子ファンを魅了する都市として注目されている。
餃子ブームの起源さて、宇都宮が日本の餃子メッカとなった経緯とは? 第 2 次世界大戦中満州に駐屯していた日本兵達は、戦後宇都宮に帰還した際、中国秘伝の餃子レシピを持ち帰った。 そして、市内に餃子店を開いていったらしい。
1990 年に入り、宇都宮市役所の職員たちは、同市が国内ナンバー 1 の餃子消費高を誇っているということに気が付く。 宇都宮餃子会が発足、餃子文化の新たな幕開けへと繋がった。 この餃子文化を極めるべく、貝ではなく、なんと餃子の皮に囲まれた巨大なヴィーナス像まで建てられたのである。 そして餃子は、宇都宮の名を日本中に知らしめた。 宇都宮市では、毎年数百万円にものぼる餃子関連の観光歳入を計上している。
お勧めの餃子店: 来らっせと宇都宮餃子館餃子のメッカ宇都宮で、まずお勧めなのが、東武宇都宮駅より徒歩圏内にある来らっせ(宇都宮市馬場通り 2-3-12 ラパーク長崎屋 B1、電話: 028-614-5388)だ。 宇都宮餃子会が運営する直営店舗で、70 店舗以上にも及ぶ加盟店の餃子サンプルが一ヶ所で味わえてしまう。 バラエティー豊富な餃子の中から、お気に入りの 1 店舗を見つけてみてはいかがだろうか。
来らっせの後は、 JR 駅東側にある宇都宮餃子館(宇都宮市駅前通り 3-4-4、電話: 028-266-6067)で、「正真正銘の餃子」を味わってみることをお勧めする。 入り口では、マスコットキャラクター「スタミナ健太くん」の銅像が、食べてくれといわんばかりに巨大なコンクリートの頭を差し出している。 (本当に食べてしまわないように。)
ここでは、ニラいっぱいの具沢山餃子を味わうことができるのはもちろん、元来中国貧民の食べ物であった餃子を、市の歳入の原動力に仕立て上げた宇都宮市のパワーも目の当たりにできる。
ネオ餃子: イキイキギョーザJR 宇都宮駅東側のネオン街に位置するイキイキギョーザ(宇都宮市宿郷 1-12-12、電話: 028 -634-6448) は、水色の看板が目印の店だ。 店頭の看板には、恐竜や原始人の家族が餃子の形をした月の明かりに照らされながら餃子を食べている姿が描かれており、イキイキギョーザのただならぬ餃子への思いが計り知れる。
通常の餃子とは一線を画した餃子を作るイキイキギョーザの店主は、餃子の具に合わない食材はないと自信いっぱいだ。 レストラン奥の壁には、一般的な肉や野菜から味噌やチーズ、くるみ、レバー、カレーなど、風味豊かな食材が入った豊富な餃子メニューを紹介する木製の札がかかっている。 さらには、コーヒー、紅茶、チョコレート、フルーツ、ヨーグルトなどを使ったデザート餃子までもある。 お勧めメニューは、豚肉の塊が入ったトントン餃子、ビーフピーマン餃子、ニンニク好きにはたまらないニンニク餃子。
宇都宮の多くの餃子店と違い、イキイキギョーザは午前 4 時まで毎日営業している。 日帰り餃子ツアーを夜中楽みたければ、イキイキギョーザへ来よう。ホテルに泊まる必要などないからだ。 イキイキギョーザで舌鼓を打ちながら、始発電車を待てば良い。




