9人のビヨンセになりたい少女時代
日本のサマーソニック 2011 でトリを飾った少女時代サマーソニックは、Jay-Z(ジェイ・ズィー)、ビヨンセ、コールドプレイ、マイ・ケイミカル・ロマンスなど大物ミュージシャンが登場する日本最大の音楽フェスティバルであることはもうご存知だろう。
今年もスペシャル・ゲストが東京のショーを締め括った。
少女時代は、この日本のフェスティバルを締め括る最初の韓国アーティストとなり、前回の深夜スペシャル・ゲストとなったレディ・ガガに続く。
「私たち、ロックスターみたい!」 と、ステージに上がる直前に言うティファニー。 「私たちはロックではないのに、ロック・フェスティバルに参加できるなんて本当に興奮しています。だから、今までとは違うものを今年のフェスティバルに与えられたらと思っています」。
だが、「初」とはいえ、日本の音楽ファン達は彼女達の登場に驚きはしなかった。少女時代のグループ名を冠したアルバムは、外国人アーティストとしてベスト・セラーを6月に記録していたからだ。
50万枚のセールスを突破することにより、このグループは今年日本で最高収益を上げた外国人アーティストになっている。
きらきら光る黒いスカート、有名デザイナーの手になるベスト、膝までのブーツからなる彼女たちのコスチュームは希望の光で縁取られており、それは取りも直さず、彼女たちが何年もの間積んできたトレーニングの適切なメタファーとなっている。
元気な韓流スターの担い手たちと数分でも一緒にいれば、 彼女たちの国際的キャリアはまだ始まったばかりであることが分かるだろう。
世界制覇
舞台裏では、カリフォルニア生まれのティファニーが、楽器で占められたサマーソニックへの出演に明らかに興奮しながら、観客に自分の意気込みを示す時を待ちかねていた。
「私たちは、本当に、ここにいるアーティストたちのファンなのです。だから、彼らと同じステージに立っていること自体が、凄いことなんです」と、9人用のソファーの端に腰掛けながら彼女は話す。
「私たちはアヴリル・ラヴィーンとパニック・アット・ザ・ディスコを聞いたわ。でも、サニーはズルいのよ。『ジェームス・ブラントを見た!』って叫びながら入ってくるんだから。 ソヒョンはとても悲しそうだった!」 と、ティファニーは同情してソヒョンに腕をまわしながら話す。
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少女時代は、SM タウンライブ・ツアーの一環として、ロサンゼルス、上海、パリで既に公演を行っており、その他の国際都市でも公演する予定だ。
しかし、22歳のサニーはさらに多くのフェスティバルに出演することを熱望している。「私たちのファンがいるならどこへでも行くわ。でも強いて言えば南米かな?」
韓流スターの推進役となっている女性グループ達とともに、少女時代も誰もが切望する米国市場への参入を目指している。
「私達は去年日本でデビューしたので日本語で歌いましたが、本当は英語で歌って、世界で記録を作りたいのです」と、米国生まれのジェシカは言う。
西洋へ進出

「K ポップが日本で行っているやり方で進出できるとは思いません」とシュワルツ氏は言う。 「アメリカはマーケットとして大きすぎるし、米国とヨーロッパも西洋マーケットと言っても統一化されていません。 それでも、アジアのアーティストはいつかは進出を果たすでしょう」
少女時代が究極のクロスオーバー・ミュージックを実現したとき、彼女たちは自分の力で勝ち取ったと感じることができるだろう。 ジェシカは2000年に11歳で SM Entertaimennt(SM エンターテインメント)と契約を結んでおり、他の少女たちも数年のトレーニングを経ているからだ。
「私たちは、素早く成功を収めたとは考えていません。なぜなら、学校での数年間を一緒に過ごし、今まで練習に多くの時間をかけてきたのです」とジェシカは言う。
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「この準備のためにすべてを費やしてきたので、成功のすべてを有り難く思います。ですがこれは長い間待ち望んできたことでもあり、実は私たちは持ち味をやっと示し始めたばかりなのです」とティファニーは付け加えている。
各メンバーがグループ内、外の両方で各自のプランを持っていおり、個人的にも野心を抱いている。
「各自でも振り付け、演技、歌唱を練習してきたので、グループとして活動することは楽しいですが、個人で活動することも期待してます」
ハード・ワーク

「私たちはお馬鹿なことをして新鮮さを保っているんです!」 とジェシカは言う。
「集まってゲームをしたり、おしゃべりしたり、遅寝したり、食べたり。普通の女の子がすることが好きなんです」とティファニーは言う。 「みんなお馬鹿さんで、誰も静かになんてしていません。 それがグループの特徴であり、私たちはすごく騒々しいのです!」
「自分たちだけの自由な時間も持っており、家族や友だちと過ごしています」とジェシカ。 「最近は世界のいろいろな国へ行っていますので、しばらくは韓国にいたいですね」
事実、向こう 2、3 ヵ月の間、「少女」たちは新しいアルバムのプロモーションを韓国で行う。このアルバムは 2 ヵ月かけて録音されたさまざまな曲で構成されており、プロモーションの後にはツアーが予定されている。
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「9人全員でステージに立つと、リフレッシュされるし、エネルギーが沸いてきますね」とジェシカは言う。 「大切なのはエネルギーです。私たちはそれを少女パワーと呼んでいます!」
「特にわくわくするのは、9人全員で 3時間の公演が行えることです」とティファニーは付け加える。 「ステージでは常に違うコンセプトを持つようにしていますが、基本は自然のままでいることかな」
未来を見すえて

「新しいアーティストをブレークさせるのは非常に難しいことであり、莫大な資金や手腕を投入する必要があります。もちろんそれは韓国や日本のアーティストに限ったことではなく、アメリカのアーティストも同様ではありますが」とシュワルツ氏は言う。
又、アジアのアーティストは、さまざまな要因のために売り込むのは難しいという。
「(韓国の会社は)日本の会社と同じように、他市場で行われているやり方は、取り組みたがらない傾向があります」と同氏は言う。
「彼らは相手の条件に従うのではなく、自分たちの条件で取り組ませる傾向があります。 その一方、韓国マーケットは日本より小さいので、韓国のアーティスト達は一生懸命です。外へでる必要があることも知っています」
同氏に、どうすれば少女時代は米国に進出できるかと問いてみると、「アジアのアーティストは、アメリカ音楽の趣向と合わせる必要があることは明らかですが、でも単なる物真似で終わらないようにする必要があります」と答えた。 「彼女たちは、アメリカを縦断するキャンペーンを行い、人々の関心を掴むことは必須です。アメリカ全土で知られた大きなブランドのブランド広報担当と共催イベントを行えば効果があるでしょう。そうすれば、彼女たちの顔が数千万のアメリカ人の前に示されます。
「私たちは、セクシーでパワフルなビヨンセのようになりたいのです!」 とヒョヨン。
「ビヨンセはホットで、ステージではすごい存在感があります。私たちはみんなそれを学びたいのです」とティファニー。 「私たちは9人のビヨンセになる必要があるのです!」
少女時代は、8月20日土曜日に新潟 で特別チャリティ・コンサートを開き、東北地震の被災者に募金を集めた。続いて、9月1日から三日間、55,000人を収容する東京ドームで SM タウンライブの一環としてコンサートを行う予定だ。
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