キム・テヒ: 美しさ、内気さ、強さを秘めた韓国一の美女
韓国一の美女としての名声を守り抜こうと活躍する韓国女優キム・テヒ
By Robert Michael Poole 21 September, 2010韓国のテレビ・映画スター、キム・テヒは自身の女優としての人気は全くの予想外だったと話す。
近年、役者として母国・韓国で注目を集めるキム・テヒの名は、瞬く間に日本中に広まった。 しかし今回、珍しい英語インタビューのなかで、もともと役者出身ではないキムが、女優としての名声を手に入れるのは決して平坦な道のりではなかったと明かしてくれた。
「当時は、とにかく女優として最高の演技しなければならないという周囲の期待が重過ぎて、役者として楽しむことができませんでした。(原文英語)」と、キム・テヒ。
「もともと女優への夢を抱いていたわけではなく、ちょうど出演したコマーシャルの評判が良かったので、女優のお仕事の依頼を頂くようになったのです。役者の道に魅力を感じにつれて、演技にも自信が出てきました。今では女優としてどんどん成長していきたいと思っています。」
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タフな一面を兼ね備えた感情豊かなスパイ、チェ・スンヒを演じたキム・テヒ。女性の時代

現在 TBS のゴールデンタイムで放送中の主演ドラマ『アイリス』のプロモーション活動のため来日中のキムは、ドラマの人気に興奮冷めやらぬ様子。 第 2 次「韓流」ブームの波に乗り、日本では韓国の人気番組が放映されている。その結果、韓国人俳優が国内スターにも勝るかのような人気を得ているのだ。
『冬のソナタ』のヨン様ことぺ・ヨンジュンの人気の高まりと共に、 2004 年に第 1 次韓流ブームが沸き起こり、時の内閣総理大臣、小泉純一郎氏までも「ヨン様は私よりも人気がある」とジョークを飛ばした。
そして、このヨン様ブームに続くかのごとく、東方神起(略称 TVXQ )といったボーイズバンドが音楽チャートの上位に名を連ねるようになったのである。
しかし2010 年は、4Minute 、 2NE1 、少女時代といった韓国のガールズグループが台頭、今は女性アーティストの時代と言えるだろう。そしてガールズバンドの次は、韓国メディアで国内一の美女と謳われる女優のお出ましだ。
来日後、3 日間も既に数々のメディアに引っ張りだこのキムは、疲れた顔一つ見せず、多忙なスケジュールをこなしている。訛りのほとんどない流暢な英語を話すにも関わらず、英語で会話をする前に時折韓国語で自信をつけるなど几帳面な一面も見せる。 「最近では、休暇中にしか英語を使う機会がありません。」
2008 年、上海で開催された Salvatore Ferragamo の 80 周年パーティーに出席ファッション界から女優業へ

キムはもともとソウル大学でファッションデザインを専攻していた。 「昔から絵を描いたり、創造力を働かせることが大好きで、興味のある分野でした。でも、実際にプロとして活躍できるほど自分が才能に恵まれているとは思いませんでした。」と、キムは言う。
「現在、女優として活躍するなかで、役者という職業が非常に芸術的で創造性を要する職業であることに気付き始めました。女優になることは思いもよりませんでしたが、クリエイティブな人物になることが子供の頃の夢だったので、ある意味、夢が叶ったと言えるでしょう。」
モデルとして芸能界入りを果たしたキムは、テレビコマーシャルの出演のため、以前にも日本には足を運んでいる。 「初めて日本に来たのは 21 歳頃です。その時から日本の人々の優しさに非常に感謝しています。 ソウルと比べると日本での知名度はそう高くはありませんでしたが、『アイリス』のヒットのおかげで少しづつ変わってきました。」
キムの女優としての出世作とも言えるのが 2003 年から 2004 年に韓国で放映されたファミリードラマシリーズ『天国の階段』。ここでキムは主役の異母姉妹ハン・ユリを演じている。
ドラマでの成功を収めながらも、彼女の演技力に関しては、長年厳しい評価がなされてきた。
「消極的で内気な性格のため、人前で演じるなんて考えてもみませんでした。 女優として自信が持てるようになるまでは、本当に大変でしたが、今では女優としての職業が好きで楽しみながら日々生活しています。決して平坦な道のりではありませんでしたが、この苦労のおかげで今の私があるのだと思います。」と、キムは語ってくれた。
スパイを演じて
ロマンスたっぷりのスパイアクションドラマ『アイリス』のなかで、スパイ、チェ・スンヒを演じたキムは、身体的な強さに冷酷さ、さらには情熱的な一面を併せ持つ女性を演じている。
「大好きなアメリカのテレビドラマ『24』のような仕事の依頼が来れば、是非やりたいと思っていました。『アイリス』はまさにそんな仕事だったのです。 それに、誰からも愛される可愛らしい一面や真剣さ、カリスマ性に情熱的な姿などたくさんの魅力を兼ね備えたの役柄にも非常に興味を持ちました。」

さらに過酷なアクションシーンについては、 「体を動かすのはもともと好きなのですが、撮影中はエクササイズをする余裕がありませんでした。 家に帰って寝ようとしても、体中にできたあざのせいで寝心地の良い体勢を探すのが本当に大変で。」と、明かす。
美しくあるために
『アイリス』の成功により、日本での人気を確立しつつあるキムは、韓流ブームを築いた韓国俳優に大きな感謝を示している。
「私が日本でこんなにも早く活躍できるようになったのは、共演者であるチョン・ジュノなど、韓国俳優が近年築き上げてきた功績のおかげだと思っています。 日本人も韓国人も両国について非常に良く知っているので、日本に来ても外国という感じがせず、大きな変化があったようには思えません。」
日本滞在中、多くの関係者に囲まれ多忙を極めながらも次のインタビューに向け衣装を替えるなど、キムには抜け目がない。これが、韓国のテレビ局 KBS のアンケートを筆頭に韓国一の美女と謳われた秘密の 1 つなのかもしれない。
「最初は驚きと照れ臭さでしっくりこない感じがしていましたが、今は、この肩書きをできるだけ長くキープしていきたいと思っています!」と話してくれた。
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